私たちの所属する自動車物流という部門では、国内だけでなく、海外へも物流サービスを展開しております。
その活動の中で、サービスレベルを均一にしていかないといけない、担当者によってバラツキがあるところを標
準化したいというところが、ISO 9001取得の第一の動機でして、さらに、営業部門ですので、直接現場に
携わらない立場として、現場に的確に指示したり、管理していかないといけないというところが第二の動機でし
た。
その均一化した、質の高い物流サービスが提供できるようなプログラムをつくりたかったということです。
3年前と比べて、所属する人数も倍近くになってきますと、痛切にそれを感じたわけです。
私たちは、世界規模でもっと、自動車産業に特化した質の高い運び方が出来る、日通の強みとチャンスを活かし
た物流サービスを提供したいのです。

 ◆ これからの活用

ISO 9001の構築する過程で、統括管理業務（監査業務/コスト分析）という新しい概念をかたちに出来ましたので、このシステムを各期ごとに落とし込んで活用することで、さらに活かされると思います。
強化していきたい事は、国内及び海外の現場です。各現場を監査し、指摘し、改善していかないといけません。
さらに、業務ごとのスキルが明確になってきましたので、それらをどう高めていくか、現状にどう当てはめていくのか、今後の課題です。
業務ごとに振り分けるのがいいのか、運用していきながら調整したいと思います。