グレタ・エルンマン・トゥーンベリ氏（環境活動家）：バイオナンバー「５４３」
今回紹介するのは、
100万ドル超を環境保護団体などに寄付することを表明した
環境活動家
グレタ・エルンマン・トゥーンベリ氏です。
［生年月日：2003/01/03］
バイオナンバーは『５４３』になります。
※ 一番強い特性の真ん中の数字「４」の内容について、
の色で表しています。
グレタ氏は、スウェーデンの比較的裕福な家庭に生まれました。幼い頃は宇宙飛行士になりたいという夢を持っており、ほかにも俳優や科学者、政治家、医者など様々なものに興味を持つ好奇心旺盛な子供でした。
8歳の時、グレタ氏は気候変動や地球温暖化について知りました。気になっていろいろと調べていくうちに、地球には暗い未来が待っていることがわかり、ショックを受けます。そのときは摂食障害になるほど落ち込みましたが、何か自分にもできることがあるのではないかと考え始めます。
その後も気候変動のことで悩んでいたグレタ氏でしたが、2018年8月、気候変動のためのストライキを思いつき、毎週金曜日に学校を休んでスウェーデン議事堂の前で座り込みをする活動を始めます。学校には行くべきだ、とはじめはこの行動を批判する人も多くいましたが、家族の他にも、学校や友人をはじめ、グレタ氏の行動に賛同して支持してくれる人が徐々に増えていき、「未来のための金曜日（Fridays for Future）」という抗議活動として世界中に広がっていくことになります。2019年9月には、161カ国約400万人が参加した史上最大の気候ストライキを率いるようになり、若者たちの気候変動抗議運動の顔とも呼べる存在になっていきました。
2019年8月、ニューヨークで開かれる国連気候行動サミットに招待された際に二酸化炭素（CO2）排出を懸念するグレタ氏は、飛行機のかわりにCO2排出量がゼロのヨットを選び、15日間にわたり大西洋を横断しました。イギリスからニューヨークまで4800キロの長旅でしたが、無事にニューヨークへ到着。国連気候行動サミットに参加し、演説を行いました。この時の「How dare you(よくもそんなことができますね)」と怒りながら訴えかけたスピーチは大きな話題となりました。
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【参考資料】
Wikipedia/日刊スポーツ ほか
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