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吉田沙保里氏のバイオナンバー│株式会社ベックスコーポレーション

吉田沙保里氏(元レスリング選手):バイオナンバー「246」

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吉田沙保里氏(元レスリング選手):バイオナンバー「246」

こんにちは!

今回紹介するのは先日選手引退を表明したレスリング「吉田 沙保里」氏です。

 

バイオナンバーはになります。    

 

<生い立ち>

吉田選手は3人きょうだいの末っ子として生まれます。父・栄勝氏(251)は自宅で2人の兄にレスリングを教え、最初は見るだけだった吉田選手も3才の頃には練習に加わるようになります。そして地元の子供たちも集まり始めたため、自宅の敷地に小さな道場を建てます。

吉田選手は5才で初めてちびっこレスリング大会に出場、1回戦で男の子に負けます。
大会の結果、その子が優勝し、金メダルを首からかけてもらっているのを見て、吉田選手は『あれ、欲しい』と言いました。負けず嫌いの吉田選手は一生懸命頑張って練習し、翌年にはその大会で優勝します。彼女のレスリング人生は負けでスタートでした。
練習漬けの日々が続き、平日は毎日夕方5時から夜9時まで。休日は試合の遠征があるので、休みは大晦日と元日くらい。吉田選手が母・幸代さんに「レスリングをやめたい」と漏らしたことは何度もあったそうだがそのたびに「お父さんに聞いてみれば」と言われ、絶対に聞き入れられないのはわかっていた吉田選手は、腹をくくりました。

公式戦としては1997年全日本女子選手権51kg級 3位からスタートし、その後2004年のアテネ五輪55キロ級で初の金メダルに輝くと、続く2008年の北京五輪、2012年ロンドン五輪と3連覇を飾り、レスリング界の歴史に名を刻んだ。世界選手権では、2002年の55キロ級での初出場でいきなり優勝。通算13連覇の偉業を成し遂げた。朝日新聞によると、2012年には、世界大会13連覇でギネス世界記録に認定された。同じ年には、国民栄誉賞を受賞します。

悲願の五輪4連覇をかけたリオ五輪女子レスリング53kg級決勝戦。惜しくも敗れた吉田選手はマットの上で号泣した。
「お父さんに怒られる、ごめんなさい! ごめんなさい!」と肩を震わせる吉田選手に対し、母・幸代さんは「大丈夫、大丈夫。あなたのおかげで4度もオリンピックに来られたのよ。ここまで連れてきてくれて本当にありがとう」とやさしく声をかけました。
そして授賞式・会食が終わった後、吉田選手が「お母さん、これメダル」と言って銀メダルを見せてくれた時、幸代さんはこう言って祝福します。
「すごくきれいな色やね。よかったね、うちにない色やから」
すると吉田選手も「うん、これもいい色やろ」とうなずき、それから少しずつ明るさを取り戻していったという。その後、雑誌のインタビューで吉田選手は「『ああ、銀メダルも綺麗だな』と思った」と前向きに語り、ドラマやバラエティー番組などにも出演し、笑顔を見せることが多くなりました。

五輪、世界選手権を合わせて16大会連続世界一の偉業を成し遂げた吉田選手は10日午後、東京都内で記者会見し、「レスリングはもうすべてやり尽くした思いが強く引退することを決断した」として現役引退を正式に表明しました。
「自国で開催される東京オリンピックに出場したいという思いと、リオのオリンピックで銀メダルで終わってしまい、たくさんの方に、また金メダルを目指して頑張ってほしいという応援に支えられつつも、日々迷いながらここまで来た。また若い選手たちの世界の舞台で活躍する姿を多く見るようになり、女子レスリングを引っ張っていってもらいたいという思いにもなった。」

「獲得した17個のメダルでいちばん印象に残るものは?」という質問。

吉田選手は、「どれも印象に残っていますが、いちばん近いのもあるかもしれないですけど、リオオリンピックは負けた人の気持ちがよくわかった大会になりました」と答えを導き出しました。
さらに、「今まで世界V16でいちばん高い表彰台に上っていて、『ああやった、勝ててよかった、うれしい』という気持ちしかなかったのが、リオで2番目に上ったとき、『あっ、負けた人ってこういう気持ちだったんだな』と感じましたし、『こういう競い合う仲間がいたから頑張ってこられたんだな』と負けて知ることができたことを思えば、私自身を成長させてくれたと思い出に残っています」とコメント。
数々の栄光よりも、負けてつかんだ唯一の銀メダルを選んだ同氏。「負けてわかった大事なことがあるから、それを引きずるのではなく、次のステップに生かしていきたい」という前向きな決意表明のように感じます。

<バイオナンバーから見た特徴>

バイオナンバーの人は、何事にも粘り強く、途中であきらめないで最後までやりきるという特性があります。また目標を常に持ち、確実に成果へとつなげていく特性は、常に“勝ち”にこだわり、自分のレスリングをやり続けていたからこそ、“霊長類最強”という異名が似合う活躍となったのでしょう。


終始笑顔の引退会見だったことに、「未練」や「悔い」を感じさせなかった同氏。これから、どのように活躍していくのか、霊長類最強の“何”になってくれるのかが楽しみです。


参照
東洋経済
The Page

 

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