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キャリア形成の重要な指針「キャリア・アンカー理論」

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キャリア形成の重要な指針「キャリア・アンカー理論」

皆さんこんにちは。
研修担当です!

気づけばもう12月ですね。秋から冬への移り変わりを感じる時期となりました。年末が近づく中、少しずつ今年を振り返り、来年に向けたキャリアの計画を考える時期ですね。

先日に引き続き、第20期MIND✕ACTION研修4回目の内容を一部ご紹介します!!

今回は、キャリア形成において重要な指針となる「キャリア・アンカー」について、お話ししたいと思います。

「キャリア・アンカー」とは、自身のキャリア選択において、「絶対に譲れない価値観や能力、欲求など」を指します。これは、アメリカの心理学者エドガー・シャイン教授によって提唱されました。

この理論では、「3つの輪」と呼ばれる視点を活用し、キャリア選択の軸となる「自分が本当に大切にしたいもの」を明確にすることができます!

 3つの輪」とは?

キャリア形成を考える上で重要な3つの視点から構成されます。

①自分がやりたいこと(Want/Will

②自分ができること(Can

③周囲から求められること(Must

これらの輪がバランスよく重なることで、キャリア形成の満足感が高まります!

しかし、どれかに偏りすぎると次のような課題が生じることもあります。
・Wantが強い場合 :自己中心的になり、周囲と調和しづらくなる。
・Canが強い場合  :得意分野に囚われ、挑戦を避ける傾向が出る可能性。
・Mustが強い場合 :他人の期待に応えようとしすぎて、自分らしさを見失う。

3つの輪」から導き出される8つのタイプ
3つの輪」を活用して自分のキャリアの軸を明確化すると、「キャリア・アンカー」の8つのタイプに分類されます。
1.専門/職能的能力:特定分野でのスキル追求に重きを置く。
2.経営/全般管理能力:リーダーシップを発揮し、組織運営に関与。
3.自律と独立:自由に働き、自分のペースを大切にする。
4.保障/安定:安定した環境での仕事を求める。
5.創造性/起業的創造性:新しいアイデアを形にすることを重視。
6.奉仕/奉仕への献身:社会や他者への貢献を軸とする。
7.挑戦/挑戦への献身:難題への挑戦を楽しむタイプ。
8.生活様式の統合:仕事とプライベートの調和を追求。
 

これらのタイプを理解することで、自分のキャリアに対する価値観が明確になり、進むべき方向性を定めるヒントとなります。
また、周囲の人が異なるタイプの場合は、それを尊重し、職場の多様性を活かすことで、組織全体の強みにつながります。

自分の「キャリア・アンカー」を理解し、今後の方向性をしっかりと定め、より充実した仕事と人生を作り上げましょう!
では、またお会いしましょう!


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今日が素敵な一日になりますように。

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