ISO 22000　企業の改善はまず５S活動「整理・整頓・清掃・清潔・躾(しつけ)」から！

2018/08/31

皆さま、こんにちは。
ISO担当です！

先日、当社クライアントの食品工場にお伺いし、サポートをしてきました。
5S活動の在り方を根本から見直し、有効活用するために奮闘している会社様です。

製造現場であれば「まずは5Sから」。
良い製品・サービスを提供し続けるための土台になりますね！

それだけではなく、
会社に何か重大な問題（事故・クレーム）があった時に、
会社を守るため、自分自身を守るために5Sは重要な役割を担います。

仮に、会社で重大な問題が起きた場合…
トップ（経営層）は第三者（お客様やマスコミなど）に対して、
状況を正しく説明する責任があります。

その際、トップの発言に根拠がないとどうなりますか…？
場当たり的な対応に見られ、会社の信用にも関わるでしょう。

発言の根拠を示すためには、事実に基づいた情報を収集する必要があります。
そのためには、関係部署がトレーサビリティが可能な（追跡ができる）証拠を残さなければなりません！

文書・記録だけが証拠ではありません。
もちろん、工場内の状態（日々の衛生管理）も証拠です！

問題の真相を知るために、工場の製造ラインを確認したいお客様はいるでしょう。
その時に、5Sができていなければ、話にならないかもしれません…。

ISO 22000には「是正処置」という取組みがあります。
「問題が起きてしまった後の速やかな取組み」であり、
「二度と同じ問題を起こさないため（再発防止）の取組み」でもあります！

5Sが徹底できているかいないかで、問題解決のための時間もコストも労力も大きく変わります。

会社を守るため、自分自身を守るため…
5S活動の大切さを日々実感しております。

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