IATF 16949 コアツール(MSA)勉強会開催!

皆さまこんにちは!
ISO担当です。
先日、弊社クライアント先にて、コアツール勉強会を開催しました。
コアツールとは、IATF 16949(自動車産業の品質マネジメントシステム規格)で
要求されている技法であり、通常は以下の5つの技法を指します。
①APQP(先行製品品質計画)
②PPAP(生産部品承認プロセス)
③FMEA(故障モード影響解析)
④SPC(統計的工程管理)
⑤MSA(測定システム解析)
その中でMSAとは、Measurement System Analysis の略であり、
『測定システム解析』と呼ばれています。
測定による誤差(=ばらつき)を目に見える形で評価する手法です。
校正だけでは評価は十分ではないという
問題認識が前提にあります。
校正している測定器が、毎回正しい測定値を示すとは限りません。
例えば、同じ人が同じ条件で複数回測定をしても全てが同じ数値になることはありえません。
測定システム(測定者、測定機器、測定方法、測定環境など)の誤差により、
校正だけでは、常に一定の値を示し続けることは難しいのです。
誤差が広がれば、その測定値の信頼性は失われます。
この誤差(=ばらつき)をいかに低減させるか?
意図した成果を達成するための細かい取組みがそこにはあるのです。
コアツールの教育についてご興味がある方は当社までご連絡ください!
また、当社では、マネジメントシステムの理解を深めていただくYoutubeチャンネルがスタートいたしました。
取得に興味がある方はもちろん、社内勉強会の教材や運用にも役に立つ情報を配信しておりますので、
ぜひご覧ください!
【ISOマネジメントシステム通信#18 ISOマネジメントシステム 第1項~第10項を一日の流れで解説】
“マネジメントシステム”は“当たり前のこと”を見える化しているだけ!?
この『気づき』の正体をぜひご覧ください!
これまで配信している「ISOマネジメントシステム通信」はこちらの再生リストにて確認できます。
それでは本日も素敵な一日をお過ごしください!
<私達のISOに関する取組みはこちらで確認できます!>
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