瀬田 一彦氏(東宝株式会社 代表取締役社長):バイオナンバー「363」

こんにちは!
今回、バイオナンバーの特徴から分析する人物は、
東宝株式会社 代表取締役社長「瀬田一彦」氏です。
同氏のバイオナンバーは363です。
<生い立ち>
1959年10月25日に横浜で生まれた瀬田氏は、中学生まではごく普通の子どもでした。
他人とは少し違うことに打ち込むようになったのは、高校生からです。陸上部に入り、ハンマー投げの選手として3年間練習に明け暮れました。同級生でハンマー投げの選手は瀬田氏1人。同じ陸上部内でも「危険だからあっちで練習して」など隅に追いやられがちで、練習日を他の種目とは別の日にさせられたりすることも頻繁でした。しかし地道な努力のかいがあり、県の新人戦で3位、県大会では5位と健闘することができました。
寝ても覚めても運動ばかりだった高校時代とは一転して、大学では娯楽やエンターテイメントの世界に夢中になります。なかでも特にはまったものが、もともと好きだった映画でした。自ら8mmフィルムカメラを手に映画を自主制作したり、映画会社が実施するシナリオ制作の講習会に参加したり、エキストラにも参加しました。
映画の仕事に関わることを志すようになった瀬田氏は、大学を卒業した1984年に国内最大手の映画会社、東宝に入社します。映画づくりを志望して入社したものの、当時の東宝は自社での映画製作を大幅に縮小していたこともあり、配給部門に配属。営業部門の補助など事務的な仕事を2年ほど行った後、東北地域のセールスを担当しました。20代の最後になって、映画のつくり手に近い仕事に就きます。30代半ばからは、映画づくりを管轄する製作部門の仕事が主となり、より映画製作の現場に深く入り込むことになります。制作の仕事は40代初め頃まで務めましたが、2006年には撮影スタジオを運営する、東宝グループ子会社で成城の東宝スタジオ内にある、映画セットの製作などを手掛ける東宝映像美術に役員として出向。映画の表舞台から裏舞台まで、幅広く経験した後、2012年5月、TOHOシネマズの社長に就任します。これまで映画の仕事全般に幅広く関わってきた瀬田氏が、今度はトップとして指揮をとることとなりました。
2015年、映画のシーンに合わせて、客席が動いたり風や香りなどの効果が加わる、体感型の「4Dシアター」を搭載し、当時は連日予約が取れないほどの人気でした。またビルの屋上からゴジラが顔を覗かせる外観もインパクト満点で、海外からの観光客などがカメラを向けるなど、新宿歌舞伎町の新しいランドマークとなりました。
そんなTOHOシネマズが今月、映画鑑賞料金の値上げを発表しました。アルバイト人件費などの運営コストの増加を理由に、6月1日から料金を改定。上野や日比谷などに相次いで新館がオープンしたほか、デジタル映写機や自動券売機の導入などが影響したようです。
<バイオナンバー363から見た特徴>
バイオナンバー363の人は、チャレンジ精神が旺盛で将来に対して前向きな姿勢がかわることなく、困難なことに直面しても決して落ち込みません。逆に周りが困難だと思うことも果敢に挑戦し成功させる人です。
日本の映画料金は世界的に見て高いといわれていますが、独自の魅力を活かし、逆風をものともしないシネコン会社を作っていただきたいです。
バイオナンバー363の特徴はこちら
<参考文献>
・TOHOシネマズ株式会社
・Bizコンパス
・映画.com