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サー・ジェイムズ・ダイソン氏のバイオナンバー│株式会社ベックスコーポレーション

サー・ジェイムズ・ダイソン氏(ダイソン社創業者):バイオナンバー「341」

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サー・ジェイムズ・ダイソン氏(ダイソン社創業者):バイオナンバー「341」
こんにちは!

今回バイオナンバーの特徴から分析する人物はダイソン社創業者のサー・ジェイムズ・ダイソン氏です。
同氏のバイオナンバーはです。


1947年にイギリスのノース・ノーフォーク生まれます。知的好奇心旺盛な両親のもとで育ちます。パブリックスクールのグレシャム校に学び、その後、王立美術大学にて家具・インテリアデザインを学びます。
大学を卒業後、デザインコンサルタント会社に就職し、新劇場やシートラックのデザインなどを手掛けます。

31歳になったダイソン氏は、使っていた掃除機の性能が低下することに不満を持ち、原因を探るため掃除機を分解してみると、紙パックがゴミで目詰まりして、吸引力の低下を起こしているのだと気付き、この解決法を探し求めます
その後、製材工場の屋根に木くずと空気を分離するサイクロン装置を見て、アメリカのモース氏によって発明されたサイクロンを使うことを思いつきます。吸引力が衰えず紙パックを使用しない画期的なデュアルサイクロンテクノロジーの開発に従事し、5,000台以上もの試作品を制作の末、1986年に同テクノロジーを搭載した世界初の掃除機「G-Force」を開発しました。ダイソン氏は「ハイテク製品の本場で通用して初めて、家電としての価値が認められることになる」こうした想いがあったため、イギリスではなく、日本での勝負に乗り出したそうです。「G-Force」と名付けられた第一号作はその性能の高さを認められ、1台20万円という高値にもかかわらずバブル期の日本では飛ぶように売れました。
そして、G-Forceの売上をもとに1993年にダイソン社を設立し、技術だけでなくデザインにも力を注ぎます。特にこだわっていたのが、ごみをためる容器を透明にすることでした。容器を透明にすることについて、取引先などからは「ごみが見えて汚い」といった意見が寄せられたそうですが、ダイソン氏は容器が透明であれば、「ごみがたまっていく様子が分かるので、部屋がきれいになったという実感が得られる」「誤って吸い込んだものが一目で分かる」などの理由からデザインを変更せずに販売したそうです。また、ダイソン氏自らが従来の掃除機の問題点やダイソン製品の技術的な特徴を語り、これが淡々とした女性のナレーションで翻訳され、最後は「ダイソン。吸引力の変わらないただひとつの掃除機」というメッセージで締めくくられたテレビCMは、大きな話題を呼びました。その後、独自のデジタルモーターを自社開発し、2006年にはダイソンエアブレード・ハンドドライヤーを、2009年にはエアマルチプライアーを発表するなど、斬新な製品を生み出すため、ダイソン氏は全従業員の半数にあたる3500人の技術者を擁し、年間約500億円を研究開発に投じます。ダイソン氏は深刻なエンジニア不足への危機感と可能性ある人材の「未来」を切り拓く後押しをしたいという強い思いから工科大学に相当する独自のエンジニア養成機関を2017年に設立します。

2019年10月11日に4年続けてきたEVの開発を終了することを明らかにしました。自動車メーカー各社がEVの開発を本格化させるなか、商業ベースに乗せるのが難しいと判断したそうです。その一方で、ヴェンチャー企業を買収するなどして開発を進めてきた次世代バッテリー「全固体電池」の開発は継続すると公表しました。EVに関するこれまでの取り組みは全固体電池の研究開発やほかの製品にも役立つのだと説明しており、全固体電池が実用化されれば、多くの電子機器や家電製品が、既存のリチウムイオン電池を利用した製品より長時間使えるようになるかもしれないと語っています。


<バイオナンバーから見た特徴>

バイオナンバーの人は、自分の取組んだ目標を達成するためには、途中のプロセスがどんなに困難でも苦にすることはありません。また、自分なりのライフスタイルを持ち、毎日継続して日課に取り組むことで、自分の力を最大限に発揮できる環境を整えることができます。
当時、ダイソン氏は失敗に対して「ひとつひとつの失敗によって、問題の解決に近づくことができる。苦闘を価値のあるものにしたのは、最終的な試作品ではなく、プロセス自体が意味をもっていた。わたしはただ努力を続けたのだ。」と語っていました。
その言葉からも『』の特徴である『粘り強さ』や『底力がある』特に強く表れています。

EV開発は中止が発表されましたが、「全個体電池」の開発は今もなお、挑戦し続けているダイソン氏、その今後に活躍に期待したいと思います。

バイオナンバーの特徴はこちら

<参考資料>
Wikipedia
ダイソン社の歴史
WIRED
海外のデザイン家電


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