AS 9120【9.2 内部監査】

皆さまこんにちは。
ISO担当です!
先日、弊社クライアント先にお伺いし、
AS 9120内部監査の立ち会い指導を実施いたしました。
AS 9120は、IAQG(国際航空宇宙品質グループ)が制定した規格であり、
航空宇宙関連製品を「販売」する企業様が取得対象になります。
ISO 9001規格のみでは、航空宇宙防衛業界特有の要求を満たすことはできないとして、
不足を補うために制定された背景があり、
ISO 9001規格の要求内容を土台に、航空宇宙防衛業界の要求を上乗せしています。
人的リスクが高い製品を扱うからこそ、企業としての「覚悟」が必要であり、
より高い品質レベルを維持し続けるためのヒントがこのAS 9120規格には詰まっています!
さて、
AS 9120規格の冒頭にある[1.適用範囲]には、以下の記述があります。
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この規格は、JIS Q 9001:2015 の品質マネジメントシステムの要求事項をそのまま取り入れ、
航空、宇宙及び防衛産業の要求事項、定義及び注記について追加して規定する。
この規格で規定する要求事項は、顧客及び適用される法令・規制要求事項を(代替するものではなく)
補足するものであることに留意する。この規格の要求事項と顧客又は適用される法令・規制要求事項との
間に矛盾がある場合、後者を優先しなければならない。
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なにより優先すべきなのは、法規制要求であり顧客要求ということ!
顧客要求は法規制要求とセットで、書面で要求を伝えることもあれば、
二者監査(顧客による監査)を通して直に伝える場合もあります。
特に二者監査は、今後の自社取引の継続を左右する重要な位置づけになります。
その二者監査に一喜一憂しないためにも、自社の内部監査の質を高めることが重要です!
弊社では、
初めての方を対象とした内部監査員教育はもちろん、
現内部監査員のスキルアップ教育も開催しております。
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