自分の正義と周りの正義を知る

2019年が幕を開け、早くも1月が終わろうとしている。
昨年は平成最後の年といわれ、一つ一つの物事が大きく注目される賑やかな年だったように感じる。私も四国88箇所巡りやスウェーデン視察など、例年以上に様々な場所に行く機会が多く、実に沢山の気づきを得ることができた1年であった。その中で強く感じたことは、やはり自分が思っている世界と周りの世界は違うということだ。
バイオエネルギー理論では、自分と利害関係者は相反する関係にあると定義している。自分が「こうあるべき」と思う正義は、周りでは到底受け入れられず、トラブルの原因になる。それを調整する為の社会的規則や法律はあるが、規則や法律で縛っても自らが変わらなければ根本的な解決にはならない。
そこで、バイオエネルギーの各エネルギーを理解し、周りの正義の本質を理解した上で、自分の正義を伝える工夫が必要である。
そのようにしてお互いの認識のズレを見直し、トラブルを回避していただきたい。
「1」の集中エネルギー(念力)
目標に向かって一直線に突き進む力
「2」の交換エネルギー(情力)
他人の考えていることや立場を考慮し、思いやる力
「3」の制御エネルギー(感力)
状況の変化に柔軟に対応する力
「4」の蓄積エネルギー(持力)
何事にも、忍耐強く取り組む力
「5」の循環エネルギー(理力)
物事を冷静にとらえ、論理的に判断する力
「6」の発散エネルギー(動力)
瞬時の判断で行動を起こす力
今年は「3」の制御エネルギー(感力)の年なので、情報を収集し、さらに自らも情報を発信しながら、感性や自分らしさを磨くことが重要だ。また、情報に敏感になり過ぎると、情報に振り回され、間違った情報を人に伝えてしまう恐れがあるので、情報の根拠や本質を見抜く力も求められる。
そのため、正確な情報を先取りし、人がやっていないことに率先して取り組み、その道の第一人者になることが鍵となってくる。私たちもホームページなどを通して、皆様のお役に立つ情報を積極的に配信していきたい。